北海道大学観光学高等研究センター(CATS)の渠蒙准教授・副センター長は、2025年5月19日から22日にモンゴル・ウランバートルで開催された「第19回UN TOURISMアジア太平洋地域観光政策戦略エグゼクティブ・トレーニング・プログラム(THE 19TH UN TOURISM ASIA-PACIFIC EXECUTIVE TRAINING PROGRAMME ON TOURISM POLICY AND STRATEGY)」に招待され、Session 4にて基調講演を行いました。
今回のプログラムのテーマは「Tourism and Culture: Optimizing Beneficial Impacts and Building Resilience」で、渠准教授は「Future Frontiers for Culture-driven Tourism Development」と題し、アジア太平洋22か国の観光政策決定者に向けて、文化を基盤とした持続可能な観光開発の最前線とその可能性について発表しました。
このプログラムは、2006年に国連観光機関(UN Tourism)と韓国文化体育観光部(MCST)が締結したアジア太平洋地域の観光協力に関する覚書に基づき、毎年開催されています。これまでに400人以上の観光政策担当者が参加し、各国の観光戦略や政策の改善に寄与してきました。
今回の機会を通じて、CATSはアジア太平洋地域の観光政策決定者との長期的な産学連携の構築を目指しています。