観光学高等研究センターは1月29日(土)に第9回オンライン観光創造フォーラム
「アートと考古学で提案する遺跡の歩き方 ―過去への個人旅行」を開催します。
どなたでもご参加いただけます。奮ってご参加ください。
「アートと考古学で提案する遺跡の歩き方 ―過去への個人旅行」
〇 趣旨:
多くの遺跡歩きは、準備されガイドされた同じものを持ち帰る「予定体験」のパッケージツアーといえます。一方で、遺跡は時に現代人が「予想不要な個別体験」を楽しむ舞台になる可能性も秘めています。考古学の復元イメージ制作現場や遺跡のアクセシビリティに関わるアーティスト・安芸早穂子氏、国立民族学博物館の広瀬浩二郎氏、そして南相馬市教育委員会の川田強氏にご登壇いただき、新しい遺跡の魅力体験の可能性についてお話しいただきます。見えないモノを見る「遺跡歩き」をあなたもご一緒に⁈
〇 主 催: 北海道大学 観光学高等研究センター
〇 日 時: 2022年1月29日(土)13:00-15:00頃 (12:30 接続開始)
〇 会 場: オンライン(Zoomウェビナー)
〇 参加費: 無料(事前申込制)
〇 内 容:
・基調講演 「アートと考古学で提案する遺跡の歩き方 ―過去への個人旅行」
安芸 早穂子
・ディスカッション・質疑応答
安芸 早穂子、広瀬浩二郎、川田強、岡田真弓
〇 講演者プロフィール:
・安芸 早穂子
主に縄文時代の復元イメージを考古研究者と共に視覚化する専門家。博物館展示、教科書や科学雑誌などを通じて研究成果を社会に届ける経緯から、文化遺産がもつ意味をより多様に見つめ直し、より広範な人々に伝えるための活動として「アートと考古学」という出会いと協働の場を、遺跡を中心に開拓している。
ピレネー~アルプス中世山上都市放浪のあとゼネコン広報室を経てフリーランス。
大阪府立弥生文化博物館、浅間縄文ミュージアム、御所野縄文公園等に展示画、三省堂考古学事典・ユリイカ総特集=縄文JOMON(青土社)・ナショナルジオグラフィックJAPAN等、掲載誌多数。
京都市立芸術大学日本画科卒、東京大学空間情報科学研究センター協力研究員。
考古学復元イメージ制作HP
http://www.tkazu.com/saho/2018page/seisaku_fukugen.html
アートと考古学プロデュース
http://www.tkazu.com/saho/2018page/family_workshop.html
青森県HP 連載縄文エッセイ
http://aomori-jomon.jp/essay/?p=9638
・広瀬 浩二郎
国立民族学博物館グローバル現象研究部・准教授。全盲の文化人類学者として「触文化」という概念を提唱。「見えないもの」を想像・創造する豊かな可能性をふまえ、視覚を使わず世界をとらえる方法を探究する。「誰もが楽しめる博物館」の実践的研究に取り組み、2021年には民博特別展「ユニバーサル・ミュージアム: さわる! “触”の大博覧会」を企画、開催した。『それでも僕たちは「濃厚接触」を続ける!』など著書多数。
・川田 強
南相馬市教育委員会文化財課課長補佐。東日本大震災の前後20年ちかくを南相馬市の文化遺産担当行政官として過ごし、避難期間を経て「浦尻貝塚史跡公園づくり市民検討会」を再開。津波被災地で福島第一原子力発電所10km圏内でもある国指定史跡「浦尻貝塚」が、地域住民や来訪者にとって多様な意義のある場となるよう検討会の市民とともに取り組んでいる。
〇 申込方法:
下記フォームよりご登録ください。申込締切は2022年1月28日(金)です。
https://zoom.us/webinar/register/WN_JMDt47jxRg-2JuMHFBYxYw
〇 お問い合わせ先:
北海道大学 観光学高等研究センター online-forum(at)cats.hokudai.ac.jp
*(at)部分を@に置き換えてご送信ください。
*タイトルに「観光創造フォーラムについて」と記載してください。