大学院(観光創造専攻)

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創造志向の観光学へ向けて

観光学は確立されたディシプリン(学問分野)ではない。経済学、経営学、政治学、法学、社会学、歴史学、文化人類学、民俗学、農学、工学、医学など、あらゆる学問分野を総動員し、観光という現象の解明に取り組んできたというのが、今までの観光学の現状である。
 ただし、観光学が未成熟であるからといって、観光に関する教育が全く発展してこなかったわけではない。事実、マス・ツーリズムに代表される従来型の観光の形に応えるべく、ホテルマネジメントや観光事業などに関する観光教育が、すでに内外の大学において行われてきている。ところが、現代においては、マス・ツーリズムだけではなく、エコ・ツーリズムやサスティナブル・ツーリズム、さらにグリーン・ツーリズムといったような新たな観光の形が顕在化し、従来型の観光教育だけでは、多様化する観光現象に対応仕きれなくなってきている。
 そもそも激変する社会にあって特定の状況への対応を目指す教育システムは、常にブラッシュアップされ続けなければならないという宿命を背負っている。しかしながら、果たして大学教育というものが、状況に対応するだけの処方箋を出し続ける存在であり続けることには問題はないのであろうか。変わりゆく社会に対して後追いをするのではなく、自ら社会を変えたり、新たな現象を創り出したりすることこそ、これからの大学に課せられた使命である。
 北海道大学に誕生した観光創造専攻は、まさにこのような創造志向の研究・教育を行うことを目指している。端的に言えば、新たな観光を創る場としてスタートしたのである。したがって、観光創造専攻で学ぶ学生は、単一のディシプリンに沿って勉強するのではなく、自ら研究課題を見つけ、それに応じた研究方法論を選択し、必要な知識を身につけながら、その課題の解決を目指していかねばならない。このような経路を辿ることによって、学生たちは将来、職業人・研究者それぞれの舞台において、観光に関わる創造的な仕事を展開していくことができる。

入試情報や開講科目など観光創造専攻の詳細については、大学院国際広報メディア・観光学院のサイトをご覧下さい。

IMCTS 国際広報メディア・観光学院